転職

アラフィフから転職を繰り返して大成功しました。

こんにちは。たてしなです。

わたしは、新卒で入社した会社に、30年弱勤めていたのですが、
40代後半、つまりアラフィフになったとき、会社が無くなってしまいました。
それをきっかけに、転職を余儀なくされて、以降4度の転職を繰り返してきました。

ひとつの会社の在籍期間は、2年程度しかありません。
友人からは『ちょっと、それ、あかんのちゃう~』なんて、言われたこともありました。^_^;

しかし、わたしにとっては、

『アラフィフから繰り返した転職は大成功』

でした。

その理由についてご説明します。

自由な時間を確保できた

わたしの仕事は、ソフトウェア開発です。
ソフトウェア開発というと
残業が多そうなイメージがあると思いますが、
わたしもそうでした。

9時過ぎに出社して、
帰宅するのは早くて11時、
午前様になることもしばしば、

休日出勤は当たり前、
残業は月に100時間以上、
という生活を、10年ほど続けていました。
やりがいはあったし、収入はよかったです。

しかし、子どもができると、
そういう生活を続けるわけには、いきません。

わたしがのペースで仕事をしていると、
育児は、妻のワンオペとなっており、
妻は、負担が大きく、かなりストレスを感じていました。

そのため、
家にいる時間を増やして、
育児や家事をする時間を確保するために、

わたしは、残業が少ない会社に転職することにしました。

この4年間、残業は、ほとんどしていません。

さらに、現在は、新型コロナの影響で、

テレワークにしたため、通勤時間もなくなりました。
そのおかげで、会社の仕事に影響しない範囲で、
自由な時間を確保することができました。

家事の分担は、
わたしが半分どころか、ほぼすべてになりました。

減った収入は挽回できた

先ほど

『転職は家事や育児の時間を確保するため! ( ー`дー´)キリッ』

と書きましたが、
最初から、こんなふうに考えることができたわけではありません。

わたしがもっとも長く勤めた会社は、

現在はパナソニックの子会社となり
あるのかないのかわからなくなってしまった
『三洋電機』という会社です。
パナソニックに子会社化される前は、東証一部上場企業でした。

その会社で、わたしは課長、管理職でした。
年収は、800万円以上ありました。

1度目と2度目の転職のときは、
転職先でも、管理職につくのは当たり前、と考えていました。

年収も、下げたくは、ありませんでした。
というか、
家計を正確に把握していなかったので、
収入が減ると、何が困るか、わかっていなかったので、
収入減を避けたかったのです。

しかし、管理職だと、
部下がつきます。
それなりの成果を求められます。
プロジェクトを成功させないといけません。

わたしが務めてきた、ソフトウェア開発関連の業種では、
以前よりマシになったとはいえ、
管理職では、30~50時間程度の残業はありました。

管理職の求人を出している企業は、
人手が足らない、事業を拡大したい、といった理由から求人を出しているわけですから、

わたしの

『管理職になりたいです。でも、残業はしません』

という希望にあう会社を見つけるのは、難しいだろうと考えるようになりました。

そこで、管理職での転職をあきらめました。
そうなると、年収は下がりましたね。
200万円ダウンです。

お恥ずかしい話ですが、
当時は家計管理は、ほぼやっていませんでした。

『生活していけるのか』

『子どもの教育費は出せるのか』

『老後のお金は大丈夫か』

と不安になりました。

で、支出を減らしたり収入を増やすために、
試行錯誤して、いろんなことに手を出してきました。

家計の見直し

ふるさと納税

確定申告

投資(確定拠出年金、NISA、・・・)

このようなお金の勉強をすることで、
『マネー・リテラシー』がつきました。

その結果、
年収の下がった分は、とりかえすことができました。
老後のお金は心配なくなり、
今は、退職を前出しできないか、
つまり『アーリー・リタイア』の検討中です。

アラフィフが転職を繰り返すと

自由な時間を確保できた

減った収入は挽回できた

つまり、

『東証一部上場企業の管理職程度の収入』で、

『自由な時間を確保』できています。

世の中には、
わたしなんかより、もっとすごい実績を出しているかたが、
たくさんいらっしゃいます。

しかし、
アラフィフで会社が無くなったわたしにとっては、
『大成功』といえます。

これは、『転職』をしなければ、得られなかった成果です。

まわりの目が気になったこともありますし、
転職がうまくいかなかったら、どうしようという不安もありましたが、
今は、アラフィフから転職を繰り返してきて、よかったです。

このような例があるということは、
覚えておいてもよいかと思います。

だれにでも当てはまるわけではないと思いますが、
何か、少しでも参考にしていただければと思います。

『今の会社にあわないな』

『このままで将来大丈夫かな』

と感じている20代や30代のかたは、
転職を、選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では。