転職

転職は、わたしの人生を変えてくれました。

こんにちは。たてしなです。

わたしが以前勤めていた会社は、世にいう『ブラック企業』でした。
朝早くから深夜まで働いて、休日出勤も当たり前。
上司からは無茶な仕事を押し付けられる。
でも、会社なんてそんなもんだ、仕方ないことだと、あきらめていました。

しかし、わたしが48才のとき、その会社が清算されて、会社が無くなってしまいました。
会社が清算されたのをきっかけに、それから4回の転職を経験しています。
4回の転職は、わたしの人生を変えてくれました。

転職は、ブラック企業に勤めていたわたしの人生を、どのように変えたかについて、お話します。

転職は、わたしの人生を変えてくれました。

4回の転職は、わたしの人生をどのように変えたのでしょうか?

こんな風に人生が変わりました。

こんな風に人生が変わった
  • 時間に余裕ができた
  • 精神的に余裕ができた
  • 資産が増えた
  • ムリして働かなくてもいいと思えるようになった

では、それぞれについて説明します。

時間に余裕ができた

時間に余裕ができましたね。
転職の目的が、『給料上げたい!』や『やりがいのある仕事をしたい!』ではなく、『妻の育児負担を減らす』だったので、当然と言えば当然なんですけど。

では、どのように時間に余裕ができたか、見ていきましょう。

仕事の時間

転職前 転職後
通勤時間 60時間
(片道1.5時間×往復2×20日)
0時間
(コロナによる在宅勤務のため)
残業時間 80時間
(4時間×20日)
0時間
休日出勤 40時間
(10時間×4日)
0時間
合計 180時間 0時間

仕事関連で、月に180時間減らすことができました。
あらためて計算すると、おどろきますね。
ここまで減ったとは思ってませんでしたww。

会社員が、1カ月のあいだ毎日、通勤時間30分の会社に通勤して、がっつり働いた時間と同じです。
つまり、転職前のわたしは、フルタイムの仕事を2つ掛け持ちで働いてたようなものですね。
どうりで忙しかったわけですwww。

転職することによって、フルタイムの仕事ひとつ分の時間を、仕事以外に使えるようになりました。

では、次に、この仕事以外に使える時間で、生活にどのような効果があったかについて説明します。

睡眠時間が増えた

睡眠時間の変化は、以下の通りです。

転職前 転職後
睡眠時間 5時間半
(AM1:30~AM7:00)
8時間
(PM10:30~6:30)

転職前の5時間半から、8時間に増えました。

転職前は、会社を出て、家につくのが11時過ぎ。
それから、晩ごはんの洗い物をして、ボーとテレビを見て、1時を過ぎたころにあわてて風呂に入ったり、寝落ちして翌朝シャワーを浴びたり。
朝は、7時頃目覚ましで起こされても、気分が悪くてなかなか起きられないけど、がんばって起きて、ムリやり朝ごはんを食べて、家を出たら駅までダッシュ、という感じでした。
仕事中も、睡魔におそわれることはしょっちゅうあるし、体はだるいし。

おなかの具合もよくありませんでした。
年に2,3回、憩室炎というのにかかっていました。
お通じがなくなって、お腹が張って、ゼリーやプリンしか食べられなくなる状態が、数日続きます。
ひどいときは、入院したこともありました。

現在は、5:30には仕事は終わり。晩ごはんはちょっと遅めで、6:30過ぎから作って、7:30頃から食べ始める。8:00頃からテレビを見ながらウチの子の宿題につきあって、入浴。
就寝は、ウチの子が小さいころから、寝かしつけをかねて、家族全員でいっしょにふとんに入って寝ています。
それが今でも続いてて、10:00を過ぎたころに、家族全員でふとんにはいっています。

その結果、当たり前ですが、体調が良くなりましたwww。
日中の眠気やカラダのだるさは、かなり減りました。憩室炎には、ここ数年なってません。

家事の時間が増えた

時間に余裕ができたので、家事をする時間が増えましたね。
ひとり暮らしをしていたことがあるので、(完成度はおいといて)一応、及第点の家事はできるつもりです。ですので、転職前も、できることはやっていたつもりです。

転職して時間に余裕ができて、さらにコロナで在宅勤務になって1日中家にいますから、

精神的に余裕ができた

その結果、当たり前ですが、体調が良くなりましたwww。
転職前は、慢性的なねむけや倦怠感、おなかの具合もよくなかったのですが、睡眠を多くとるようになってから、減りました。
気持ちの面でも、転職前は、いつもあせっている感覚がありました。
やらないといけないことはたくさんあるのに、時間がない。
やる前からいろいろと考えてしまって、結局何も手につかないで、時間だけが過ぎていく。
そんな風に気づくことが、よくありました。
そして、そんな自分を『オレって、がんばって仕事やってるなぁ』って、思ったりもしていました。
とんでもない勘違いですぇ。

しかし、現在は『お気楽準富裕層』を自認していることもあって、セカセカしなくなりました。
あせってしまう状況に、ならないように気を付けています。
やることが重なれば、ちょっと時間をとって考えて、やることを整理してからはじめます。
まぁ、そもそも、やらないといけないことは、そんなに多くなくなりました。

資産が増えた

転職を繰り返して、時間と精神的に余裕はできたんですが、心配なこともありました。
それは、収入が減ったことです。
いま在籍している会社の年収は、最初の会社より、200万円も減少してしまいました。

これまでの貯蓄があるので、すぐに生活が苦しくなるということはないと思っていましたが、
(ちゃんとお金の管理をしてなかったので、よくわかってなかったというのが本音ですが)
しかし、子どもはまだ小学生で、これから教育費が増えてくるタイミングでしたし、老後のお金もなんとなく心配でした。

そこで、お金の勉強をしはじめました。
在籍していた会社に企業型確定拠出年金制度があったので、関連する本を何冊か
ブログやYouTubeで、NISA、米国ETFなどについて調べたり。

投資によって、減少した年200万円を取り戻すことができました。

金融資産は、5000万円を超えました。
老後の生活費や子どもの教育費を考えても、お金の面では、60歳以降は働く必要はなくなったかな、また、もし今の仕事を続けられなくなったとしても生活に困らないくらいのお金はどうにでもなるな、と考えられるようになりました。

ムリして働かなくてもいいと思えるようになった

先程お話したように、わたしは、お金の心配をしなくてよくなりました。

今から数年前、わたしが在籍していた会社は、清算され、無くなってしまいました。
そのときは、お金はたまっていませんでしたし、お金についての知識も、今ほどありませんでした。
そのため、なんとか、以前の会社なみの収入の会社に転職しなければ!としか、考えられませんでした。

わたしは、働き出してから30年たちました。
振返ると、これまで、仕事の優先順位が、最も高かったように思います。

やりたいことがあっても、明日仕事があるからやらなかったり。
体調が悪くても、仕事があるから出社したり。
上司の無茶な注文でも、会社の重要なプロジェクトなんで、ムリしてがんばったり。
子どもが小さくても、会社の命令を断れずに、単身赴任したり。

そのときは、こうしないと、仕事が回らない、会社での居場所がなくなる、お金が無くなって生活が苦しくなるかもしれない、と思い込んでいました。

それから、時間の余裕ができて、精神的に余裕をもって、お金をためて、お金に関する知識を身に着けて、考えが変わってきました。
以前の常識から、抜け出すことができました。

現在は、会社が無くなったとしても、週5日8時間はたらかなくても、年金をもらうまでの生活費と、年金の不足分を補えるだけのお金があります。
手を抜くつもりはありませんが、仕事で理不尽なことを押し付けられたら、やりません。

働き出してから30年もかかってしまいましたが、ようやく、このように考えることができるようになりました。

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